2021 1123 どんな人でもその人から学ぶことはある

※　多少の独断と偏見はありますがご了承ください。

はじめに

　あいつダメだなあ、あんなふうになりたくないな、日常でそう思うことはあると思います。例えば、電車でマナーが悪かったり変な行動をしたり、仕事や学校でミスしたり遅刻したりといろいろあるでしょう。ネットやＴＶで報道される事件等もあります。でもそういう悪い人や変な行動を見て、自分はああいう風にならないように努力するふしはありますよね？　そう、どんな人間でもそこから学ぶことはあるのです。
　今回は、どんな人からでも学ぶことについて解説していきたいと思います。

◇　嫌いな人や、下に見てる人間を全否定しないようにしよう　◇

　学校でも仕事でも日常生活でも、嫌いな人や蔑んで見ている人間はいると思います。そういう人のあらゆる行動を毛嫌いする人も多いです。例えば、同じ服装だったり同じ物を持っているだけでそれをやめようとします。そうやって、ダメな人間や同類にならないように避けています。くだらないことです。あなたが嫌いな人や下に見ている人間というのは、あなたが一部分の嫌いなことを全体的に見ているものです。そういう人間は逆に優れた部分を持っていることも多いです。
　例えば、偉そうな口が悪い人間でも、仕事に対しては丁寧で素早かったり、とろい動きの遅い人間でも、意外に器用だったり頭良かったりします。しかし、そういう客観的に見てダメだなあと思われる人間は悪いうわさが広まりやすいです。会社や学校というのは、そういうみんながちょっと思っていることを発言すると、そうだよね！（私だけじゃなかったんだ）みたいな感じで変に同調してしまいます。そして、変に仲間意識が芽生えます。悪い人間に対してでもです。そして仲間うちで、そういう馬鹿にしている人間を攻撃したり、なんかのふしにネタにしてしまいます。こういうことは会社や学校などで非常に多いです。本人の耳には聞こえないけど、周りは言ってるようなのも多いです。そういう闇は仕事などの面でも浮き彫りになります。
　特に仕事などでは、社員の人は派遣やバイトの人を下に見ていることも多いです。自分の方が偉いんだという変なプライドもあります。よく見るのは、派遣の人の方が効率のいいうまいやり方をしているのに、社員の人はプライドから真似をしないことです。器の大きい人なら早いねえとか褒めることをしますが、大抵の人はしません。こういうプライドの塊みたいな人間は非常に多いです。自分より弱い人間や嫌いな人間から学ぶことを一切しないのです。そんなことだから群れるようになって、偉い人や有名な事しか見る気の無い、進歩のない人間に育っていくのです。有名な人の本、評価の高い本しか読まないようなものです。ダメな本でも、知られていない本でも、本として出されている以上得られるものはあるのです。

◇　店で学ぶこと　◇

　そこそこの人にいる街なら、なんらかの店に入る機会は多いと思います。例えば、仕事や会社の帰り道で、服屋や雑貨や１００均、スーパーやコンビニにとりあえず寄って行く人も多いとは思います。そこで、店員ならまだしも、客の人間を客観的に見ている人は少ないと思います。意外とその一人一人の行動を見てみると、挙動不審に見えます。店員やＧメンの人には誰もが不審者に見えているのではないでしょうか。まあそういういろんな商品を見るのが店だから当たり前かもしれません。私はあるとき、店でも効率的に不審者に見えないような立ち回りをしたらどうなのか？ということを考えはじめました。たいていの人は、フラッと店に入って何も考え無しに見て回るだけです。なので、同じところを何回も行き来したり、変にうろうろしちゃいます。慣れていない店なら尚更です。
　店に入るときは、特に買う物がないなら、店に入る前に道順を考えておくほうがいいと思います。その方が効率的に全体的に何があるか見れます。そうすると、次に来たときに、どこに何があるのかだいたい目星がつきます。そういうクセをつけといたほうが、何に対しても効率的なルートを辿る習慣がつくと思います。仕事などにも生かすことはできるでしょう。一度通った道は通らないような決め事をして、日常生活でも効率的に見回ることを意識しましょう。

◇　何がみんなの注目を集めるものなのかを知る　◇

　今や毎日何かしらの動画を見る機会は増えています。昔ならあのＴＶ見た？とかあの芸能人どう？みたいな会話はよく聞きましたが、今はどんな動画やオススメの動画とかの話題の方が聞く機会は増えています。動画サイトでは再生数とか評価とかあります。どういう動画が再生数伸ばしてるかというと、やはり今話題の人や有名な人、話題のアニメ映画などなどのみんな知っていることについての動画が再生数を伸ばしています。そういうものを知ることは今の時代かなり大事だと思います。
　何が注目を集めるのか、何が今求められているのか？　それを知ることで、どんな動画をあげたらいいのか分かりますし、生配信したいときでも何が求められてるのか分かりますし、何か物を売りたいときでもこういうものが今売れる売れないというのもだいたい把握できます。今は情報というものが大変大事です。興味ない話題でも、世の中の流行っているものや、注目を集めているものを知ることは損ではありません。そのことについて人と話せるし、ビジネスにおいても役に立ちます。
　誰しも主観的に物事を考えていきがちですが、客観的に考えることは少なからず何語とにも必要なのです。

まとめ

　・どんなダメな人間でもその人から学ぶことはいくらでもある。ダメな人間というのは、一部分がダメなだけで全体としてダメなわけではない。ほとんどの人間は一部分を大部分としてみるから、可能性があるものでも決めつけて可能性を探ろうとしない。

　・プライドが高すぎて自分が蔑んで見ている人間、立場の低い人間が優れた行動していても、賞賛したりその行動を真似ようとしない人は多い。そういう人間ほど成長せず、頑固な人間になって孤立し、周りのやつを馬鹿にしながら口だけの人間になっていく。ダメなものでも一部分だけ見て否定するのではなく、全体を見て判断することが必要。

　・今の時代は情報が溢れ容易に知ることのできることです。情報に疎い者は置いていかれる。興味のない話題でも、流行っていることや注目を集めているものは知っておいて損はない。新しい人間関係でもやくにたつ。主観的に考えず、客観的に考えるクセつけよう。

　でわ。