2021 1223 早い移動手段が人を欲深くさせる
※多少の独断と偏見はありますがご了承ください。
はじめに
年々移動手段は短くなり便利になっていきます。日常でも、バスや電車を使ったり、車を使う人も少なくないでしょう。効率化を図る上でかなり役に立っています。しかし、こういう便利なものは人をダメにさせる要素も大きいと感じています。
今回は、便利なものに支配されるないようにしよう、ということで解説していきたいと思います。
◇ 便利な移動手段は人の欲を増大させる ◇
街にはいろんなお店があります。いろんな施設もあります。そこに行くには、交通機関を使用することが多いです。自転車もそうです。歩いて行くより、かなり短い時間で到達することができます。そして、多くの店や場所に行けるようになります。つまり、早い移動手段を使うことにより、多くの人が動いてお金をつかっているのです。経済活動にも一役かっています。
普段あまり気にしないでしょうが、いろんなところに人の欲をかきたてるものがあります。お店や自動販売機、ネット通販なども言えます。やはり人間ですから興味がわき買いたくなります。こういうものが日常になっています。飽きることはありません。これってどうなんでしょうか？ この日常的な欲深さが、多くの人間を少しでは満たされにくい体質にしていると思うのです。その大きな原因が、早い便利な移動手段にあると思っています。早ければ行きやすいです。歩くとめんどくさいですが、車なら電車ならバスなら行こうってなります。自転車もそうでしょう。早く移動することが根本になっています。
便利な物は素晴らしいですが、それによって失うもの当然あるのです。早い移動手段を使うことにより、浪費しやすくなります。運動不足になります。依存します。それを凌駕する効率化が得られますが、その便利さに支配されていることを自覚しておきましょう。
◇ 移動手段を控えるだけで欲深くならなくなるのでは ◇
私は以前車を持っていましたが売りました。そうしたら、よく通っていたお店にも行かなくなりました。浪費しなくなりました。さらに自転車も使わないようになりました。そしたら、よく通っていたスーパーやコンビニなどもあまり使用しなくなりました。効率的に買い物するようになり、長距離でも歩くようになって体力もつくようになっています。一番変わったのは欲深くならなくなったことです。
移動手段を使わないだけで、これだけ変わることができます。早く移動しなきゃいけないことなんて世の中にはそうはないです。主に仕事や帰省ぐらいです。その他の事は、自分の欲望を満たすことがほとんどではないでしょうか。
この欲を満たすことが日常になっていて、自分を苦しめているのではないかと思います。そして欲が満たされない時に絶望を感じやすくなるのです。なので、案外贅沢を望まずに質素な暮らしをしている人の方が、心にゆとりがもててよりよい人生を歩んでいるのかもしれません。
◇ 多少遠くても歩く習慣をつける ◇
現代の人は車や交通機関で移動することに慣れ過ぎていて、長距離を歩くという習慣がなくなっていると思います。この長い距離を歩かない習慣が体力や忍耐をなくしているのではないかと思います。
私は平気で２，３キロぐらい歩くのは平気なのですが、周りの人からは結構驚かれます。長距離を歩くことがきついこと、大変なことと思っているのでしょう。しかし、私は全く苦痛ではないです。むしろ好きなことでもあります。この長距離を歩く習慣のせいか仕事ではあまり疲れません。周りの人を見るとたいしたことない仕事なのに疲れを見せている人は多いです。やはり、日常的に歩く習慣はつけたほうがいいです。科学的にも、歩くとセロトニンという幸せホルモンが増えるようです。それに動くと温まるし、動いてないときよりも行動的になれます。
歩くことを習慣化すると、行動的になれ、仕事でも前より疲れないようになると思われます。買い物でも、多少遠くても歩いて行きましょう。すぐ買うことができるから、よく考えないで買ってしまい浪費するのです。そんな自分をダメにしている原因は、日ごろの早い移動手段でもあるのです。
まとめ
・便利なものはいい部分だけ見てしまいがちだが、その便利なことでの犠牲は必ずある。便利になることで考えなくなる、運動不足になる、動かなくなる等だ。
・便利な早い移動手段で多くの人が移動してお金を使って、経済が回っている。しかし、それは人の欲望を増大させ欲を満たすことを日常化してしまっている。そして欲が満たされないときに絶望を感じやすくなっている。
・多少遠くても歩く習慣をつけることで、欲を日常化している生活を抑えることができる。歩く習慣は行動的にさせ、仕事でも疲れにくくさせることもあるだろう。
でわ。
