エガオの笑顔になるブログ

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2021 1217 周りの優しさに流されない

※多少の独断と偏見はご了承ください。

 

はじめに

 

 世の中は優しいです。であるがゆえに厳しいのです。優しいとどうしても甘えてしまいます。その甘えから、言う事を聞かなくなったりまともに聞き入れることをしなくなったりします。子供は特にそうでしょう。甘やかすとろくな大人には育ちません。ある程度厳しい教育やしつけも必要です。それが大人になって実になります。世界が平和であるが故に、自分にある程度厳しくしないとそれがかえって自分をダメにしてしまうのです。
 今回は、周りの優しさに流されない、ということを解説していきたいと思います。

 ◇ 優しさは手段であって目的ではない ◇

 

 優しいことをされると心を許したくなります。いい人だと思います。しかし、それは相手側からするとそれが当然のマナーと思っていますし、その優しさで相手の好感度を上げて情報を引き出したり、人間関係や物事を円滑にするために必要なことだとも思っています。多くの人間は優しさというものを手段として使っているのです。
 よく、誰にもペコペコして気を使うことが気質となっている人を見かけます。なぜそうなるかというと、いい人ということでしか取り得が無いからです。何もできないから、自分の無能さを人柄でカバーしているのです。こういう人が優しさを目的で使ってしまいがちです。
 優しさを目的として使うと、相手に尽くすことだけ、相手に合わせることなどを重視するようになるため自己犠牲の考えを生むことになります。それは、私は生きてちゃいけない、自分が犠牲にならなければ、のような行きすぎたことにもなります。
 自分の為ではなく、人のために生きることは人として素晴らしいことと思われるかもしれません。しかし、それは自分は無能だから、他に何もできないから人の為に生きることだけしかできない、ということにもとれるのです。TVやメディアはそういうものをよく取り上げる為、自己犠牲がより美化されています。優しさは素晴らしいということに流されないようにしましょう。優しさに溺れたら自分のやりたいことができないようになります。手段として使いましょう。
 理解されないかもしれませんが、優しさなんて表面的なものでよいのです。その方が小さい事で悩まないし、正義に押しつぶされることもなくなるでしょう。

 

◇ 言われない、怒られない優しさに注意しよう ◇

 

 会社にもよりますが、よく他人同士の仕事では人がミスをしても言わないということがあります。それがたいしたミスじゃない、ということもありますが、この他人のミスを指摘しないことは人の為になりません。人は言われて、失敗しても次に気を付けようとします。それが基本です。子供のしつけも当然そうでしょう。しかし、大人になるにつれてミスをしても言われなくなります。自分の目上の人には何かと言いにくいということです。そして、そのミスを気づかない人間になります。
 自覚している失敗は救いようがあります。自覚していない失敗は救えません。どんなに失敗しようと、それに気づける人間には希望があるのです。薄っぺらい人間関係では、優しさに騙されて本気で自覚することが疎かになってしまいます。迷惑かけているのに言わなかったりするものです。
 周りに本音を言ってくれる人間を作ることです。自分の落ち度を言ってあげる人間というのはその時にはむかつきますが、将来的には為になります。私は、仕事中に過剰に音を立てている、ということをあまり意識していませんでした。でもある先輩が指摘して今まで自覚していなかったことを後悔しました。音を立てていると不快に思う人も多かったのです。仕事や作業中に、自分の出している音が迷惑になっていることに気づいていない人は結構います。そういう自分のミスを言ってくれる人は貴重なのです。それが悪意やおもしろがって言う人もいますが、言っている本人はそれが相手の為になっているとは思わないでしょう。そうやって自分を馬鹿にする人を利用する事もできるのです。

 

◇ 毎日日記をつけてミスを反省しよう ◇

 

 優しい世の中でも、失敗したときは反省しなければ成長しません。ミスをすると振り返りたくない、思い出したくないという思考がどうしても働きます。なのでミスを反省して学習しないために同じミスを繰り返しがちになります。それを防ぐために、毎日日記をつけておきましょう。毎日日記を書くことで、今日あったことを振り返ります。思い出していくことで、自分のダメなとこや改善したほうがいいところを発見します。習慣化させて日常とさせていくのです。人生反省するか、しないかで人との差が生まれるのです。

 

◇ 意外と意識しない自分の清潔感 ◇

 

 時折、汚い人って見かけます。服装がだらしなかったり、毎日同じものをしていたり、髭や髪が伸びすぎていたり、ちょっと臭ったりする人などです。特有のものはのぞいて、そういうものは直せないものではありません。普段から清潔に新鮮にしようと心がけていれば自然と身に着くものです。ですが、そういう外見に関わるものや臭いというものは他人からは言いにくいものです。自分で察するしかありません。特に日本は清潔な人が多いです。清潔感の無い汚い人は嫌悪感を抱かれたり、避けられやすいです。普段から清潔感を意識しましょう。同じ服じゃなく、バリエーションを変えてみたり、身に着けているものを変えるだけで人の印象はだいぶ変わる物です。毎日同じような印象を与えると汚く映るのです。

 

まとめ

 

・優しさは手段であって目的ではない。目的としてしまっている人間が多い。優しさを目的とすると自己犠牲の思想に至る。

 

・自覚している失敗は救えるが、自覚していない失敗は救えない。失敗を指摘してくれる人をありがたく思おう。

 

・仕事などで自分の出している音が、周りの迷惑なっていることに気づいていない人は多い。そういう集団の場では自分がどう見られているかということを意識しておこう。

 

・毎日日記をつけて自分のミスを反省して次につなげる。

 

・人から言われない失敗には、自分の清潔感のこともある。毎日同じような服装は、特徴的にもなるし、汚い印象を与える。清潔感を意識しよう。

 

でわ。